コンピュータ・プログラミングとは、コンピュータに実行させたいことを伝えることです。

コンピュータは特別な言語しか理解しません。友人とコミュニケーションするときは、英語、フランス語、スペイン語などの人間の言葉を使います。コンピュータとコミュニケーションするときは、Ruby、Python、Clojure のようなコンピュータ言語を使います。これらはすべて、コンピュータ・プログラミング言語の例です。

Calculator

前おきはこれくらいにして、プログラミングを始めてみましょう。

式の 3 ステップ

例えば、かけ算の表を覚えていなくて、78 のかけ算をコンピューターに計算させたいとします。どうやって計算するのでしょうか?

そのためには、式の 3 ステップ をマスターしましょう。

  1. まず、コンピュータにすることを伝えましょう。そのために ( )というカッコを使います。コンピュータはカッコの中身を実行してくれます。

  2. 次に、どのような「操作」を実行してほしいかをコンピュータに伝えます。この場合、操作はかけ算です。かけ算を表す記号は * です。

  3. 最後に、「操作」についてくわしくコンピュータに伝えます。これを「オペランド」と呼びます。この例では、オペランドは 78 です。オペランドは 1 つか 2 つ以上の空白で区切らなければなりません。

これらをすべて組み合わせると、次のようになります。

(* 7 8)

では、上の オペラント をかえて、7845 におきかえてみてください。

どうなりましたか?

20 が出てきましたか?

今度は、オペランドをもっと増やしてみましょう。例えば、(* 2 3 4 6 8 2 3)とタイプしてみましょう。

オペランドとオペランドの間、あるいはオペランドとカッコの間にもっと空白を加えてみてください。

どのような結果が得られるでしょうか?

あなたは友人と話すとき、文章を使います。コンピュータと話すときは、「式」を使います。

練習問題

もし、練習問題が難しかったら、式の 3 ステップ をもう一度読んでみてください。

A. 7*8を計算するプログラムを作成してください。

()

56をえましたか?

B. 2*3*4*5を計算するプログラムを作成しなさい。

()

120をえましたか?

C. 2+3+4+5 を計算するプログラムを書いてください。

()

14 をえましたか?

Send us a screenshot with your programs to viebel@gmail.com.