前章では、式に名前をつけることを学びました。

今までは、1 つの式を評価するようにコンピュータに伝える方法を学びました。下のボックスの中にいくつかの式を書くと、コンピュータは最後の式の結果だけを表示します。

(+ 3 4)
(* 7 8)

コンピュータは (* 7 8) の結果だけを表示します。

この章では、いくつかの式の結果を表示するようにコンピュー伝える方法を学びます。コンピュータ言語では、これを式の リスト とよびます。

Organized

新しい友人:リスト

いくつかの式を評価するようにコンピュータに伝えるには、list という操作を使い、評価したい式をオペランドとして指定します。

いくつかの式を評価するようにコンピュータに伝える場合でも、式を書きます。ちょっとわかりにくいですね。

そのためには、式の 3 つのステップを使います。

  1. カッコ
  2. 操作の名前:list
  3. オペランド:評価したい式

例えば、(+ 3 4)(* 7 8) の評価を表示するようにコンピュータに伝えましょう。

(list
  (+ 3 4)
    (* 7 8))

では、(+ 3 4)(* 7 8)(+ 9 8) の評価を表示してみてください。

リストのリスト

さて、2 つ以上のリストを表示させるには、どのようにコンピュータに伝えればよいのでしょうか。

(list
  (list
      (+ 3 4)
          (* 7 8))

    (list (+ 6 5)
            (* 8 3)))

もちろん、リストの中では、リストと数字をまぜることができます。

(list
  (list
      (+ 3 4)
          (* 7 8))
  
    1 4 9)

練習問題

A. 2*32*42*5を表示してください。

()

B. 1、2、3、4、9 の数字を表示してください。

()

C. 兄弟姉妹(または友人)の年れいを表示してください。

()

D. 兄弟姉妹(または友人)との年れい差を表示してください。

()

E. 2 つのリストを表示してください。

  1. 兄弟姉妹の年れい
  2. 1 から 10 までの奇数
()

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