4 章 : いくつかの式を評価する
前章では、式に名前をつけることを学びました。
今までは、1 つの式を評価するようにコンピュータに伝える方法を学びました。下のボックスの中にいくつかの式を書くと、コンピュータは最後の式の結果だけを表示します。
(+ 3 4)
(* 7 8)
コンピュータは (* 7 8)
の結果だけを表示します。
この章では、いくつかの式の結果を表示するようにコンピュー伝える方法を学びます。コンピュータ言語では、これを式の リスト
とよびます。
新しい友人:リスト
いくつかの式を評価するようにコンピュータに伝えるには、list
という操作を使い、評価したい式をオペランドとして指定します。
いくつかの式を評価するようにコンピュータに伝える場合でも、式を書きます。ちょっとわかりにくいですね。
そのためには、式の 3 つのステップを使います。
- カッコ
- 操作の名前:
list
- オペランド:評価したい式
例えば、(+ 3 4)
と (* 7 8)
の評価を表示するようにコンピュータに伝えましょう。
(list
(+ 3 4)
(* 7 8))
では、(+ 3 4)
と (* 7 8)
と (+ 9 8)
の評価を表示してみてください。
リストのリスト
さて、2 つ以上のリストを表示させるには、どのようにコンピュータに伝えればよいのでしょうか。
(list
(list
(+ 3 4)
(* 7 8))
(list (+ 6 5)
(* 8 3)))
もちろん、リストの中では、リストと数字をまぜることができます。
(list
(list
(+ 3 4)
(* 7 8))
1 4 9)
練習問題
A. 2*3
、2*4
、2*5
を表示してください。
()
B. 1、2、3、4、9 の数字を表示してください。
()
C. 兄弟姉妹(または友人)の年れいを表示してください。
()
D. 兄弟姉妹(または友人)との年れい差を表示してください。
()
E. 2 つのリストを表示してください。
- 兄弟姉妹の年れい
- 1 から 10 までの奇数
()
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